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同社の母体は、個人をターゲットに@BΛNKやパソコンを通じてバンキングサービスを行うブラウザバンキング、iモードでのサービスと、チャネル化戦略に力を入れてきた三井住友銀行である。「コンシューマにどういうサービスを提供していくかということを考えたときに、今後、チャネルの主力となるのはインターネットです。そこで、インターネットの特性を活かしたインターネット専業銀行を作ろうということになったのです」と、同社企画部マーケティンググループ調査役の水木亨氏は設立の経緯を語る。
インターネット専業銀行の最大の特長は、顧客とリアルタイムでE-mailやWebページを使って情報のやり取りができるところにある。つまり、インターネットというチャネルを使って、24時間365日、いつでも取引を行えるようにすることで顧客の利便性向上を図るとともに、顧客とOne to Oneな関係を構築しマーケティングを行っていくというのが、同社の大きな狙いであろう。
そのために顧客との接点となるカスタマーセンターには、コミュニケータが同じ端末で電話と同じようにE-mailを扱えるシステムが必要不可欠であった。このシステム構築に富士通を選んだ理由は、三井住友銀行(旧さくら銀行)のカスタマーセンター構築・運用での富士通の実績を評価してのことだ。
「富士通さんから、三井住友銀行(旧さくら銀行)に提供いただいていたシステムの次期バージョンは、E-mail機能が付加されることが決まっていました。それなら当社のシステムにも導入できないかということになったのです」と水木氏。さらに次のように続ける。「E-mailというチャネルを最大限活用できるという点で、システムには非常に満足しています」。
それが、取引が行われたら無料で顧客にE-mailで通知する「my m@il」というサービスである。たとえば、「給与振込がありました」とか、振込予約に対し「振込を実施しました」、あるいは残高不足で公共料金などの引落ができなかったときは、「引落できませんでした」などと、取引内容を指定のアドレス(2つまで登録可能)に通知するというもの。また、通帳を発行しない代わりにインターネットで24時間、いつでも取引内容を照会できるようになっている。
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