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GLOVIA-Cで新販売管理システムを構築
全社情報の統合と有効活用を実現
水産加工品・漬物乾物の卸売を手がけるくまだ株式会社では、販売管理システムを再構築した。各拠点・事業部門ごとに構築されていた販売システムを統合することで、情報を一元的に活用できる環境を実現するのが狙いである。新システムには「GLOVIA-C販売管理パッケージ」を採用。戦略的なビジネスの実現に役立てている。
[ 2002年8月20日掲載 ]
| 創業 | 明治45年 |
|---|---|
| 本社 | 〒079-8441 北海道旭川市流通団地1条1丁目 |
| 代表者 | 代表取締役社長 熊田 泰也 氏 |
| 資本金 | 1億4000万円 |
| 売上高 | 67億1000万円(平成14年3月期) |
| 従業員数 | 110名 |
| 事業概要 | 水産加工品、乾物、漬物、一般食品等の卸売業を手がける。自社加工工場も保有し、オリジナル商品の開発・販売も意欲的に展開。ホームページでは、地元北海道産海鮮商品の一般向け通信販売なども行っている。 |
| URL | くまだ株式会社 (http://www.kumada.co.jp/) |
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くまだ株式会社
代表取締役社長
熊田 泰也 氏
「当社の組織は、水産本部・食品本部の二本の柱で構成されています。水産本部では、魚卵・干物・汐魚・魚漬など生魚以外の水産物全般、食品本部では乾物、漬物などを取り扱っています。食品業界も昨今のデフレの影響を強く受けていますが、お客様のニーズにお応えすべく全力でビジネスに取り組んでいます」。くまだ 代表取締役社長 熊田 泰也 氏はこう語る。
北海道・旭川に本拠を構える同社は、創業90年余の歴史を誇る老舗企業である。「創業当初は、旭川駐留の第七師団向けに商品を供給していました。当社のこれまでの歩みは、まさに北海道開拓の歴史と共にあったと言えますね」と熊田氏は説明する。
食品卸のビジネスは、調達した商品を量販店等の顧客に流通させることで成立している。同社は汐乾物・漬物などの分野で豊富な経験と専門的な知識を有するスタッフが、全国各地あるいは海外から多彩な商品を調達。主に道内の商業施設を中心に供給を行っている。
くまだの事業にはもう一つの大きな特徴がある。加工工場を自前でも保有し、自社ブランド商品の生産も行っていることだ。さらに、生鮮品、水産加工品のパック詰め業務や値札付けなど、スーパーマーケットのバックヤード業務のアウトソーシングも受託。こうした総合力が、他社にない独自の強みとなっている。
「『美味しく、健康に良く、値頃感のある食材の開発及び提供』が当社の経営理念です。消費者の皆様からもご支持を頂けるよう、今後も良い商品を提供し続けていきたい」と熊田氏は意気込みを語る。
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くまだでは2000年夏から、販売管理システムの再構築に着手した。その経緯について、熊田氏は「従来は事業部ごとに個別に販売管理システムを構築し、旭川、北見、札幌の各拠点で4台のオフコンが稼働していました」と説明する。業務処理もそれぞれの拠点内で閉じており、他の部門と情報をやりとりするといったこともほとんどなかった。
今後のビジネスを勝ち抜いていくためには、全社情報を一元的に活用できる環境が不可欠と考えた同社では、旧システムの全面的な刷新を決断し、サーバとインターネットをベースとした新販売管理システムの構築作業を開始した。
「現場の営業担当者がリアルタイムに販売情報にアクセスし、即座にアクションを起こせるようになること。これが再構築の最大の目標です。また、データのアウトプットについても極力ペーパーレス化を推進すると同時に、必要な情報についてはクライアントPCに取り込んで自由に加工できるようにしたかった」と熊田氏は語る。
こうした要件を満たせるものとして選ばれたのが、富士通の「GLOVIA-C 販売パッケージ」である。GLOVIA-Cを選択した理由を、熊田氏は「再構築にあたっては他のベンダにも相談しましたが、時期早尚であるとか、オフコンを残すべきだといった消極的な提案が多かった。これに対して、富士通はGLOVIA-Cなら当社の要件を完全に満たせると自信を持って提案してくれた上、導入実績も豊富とのことでした。これなら大丈夫と判断し、GLOVIA-Cの導入を決めました」と説明する。
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くまだ株式会社
管理協力本部
土江 太一 氏
新販売管理システムは、2001年4月に稼働した。これによって、従来は個別に管理されていた各拠点の販売情報を、一元的に把握することが可能になった。これと同時に、富士通のデータ分析ツールも導入し、販売データの分析なども積極的に行っている。
「これによって目標に対する達成度や、どこでどういう商品が売れているか、単品毎の利益がどうなっているかといった判断を的確にできるようになりました。戦略的なビジネスを展開する上でも、新システムが大いに役立っています」と熊田氏は満足げに語る。
パッケージを使ったシステムは、同社として今回が初であった。また、従来はシステム構築・運用作業をすべてベンダに委ねていたが、今回は構築プロジェクトにも積極的に参画したために、苦労することも多かったという。
くまだ 管理協力本部 土江 太一 氏は「旧システムからのマスタ移行作業など、手間のかかる作業も数多くありました。ですが、GLOVIA-Cにシステムを統合したことで、業務運用の全社統一化が行えるなど、大きなメリットが生まれています。しかも、GLOVIA-Cなら、データをCSV形式でExcelに渡すといったことも容易です。従来は営業用や事務用の資料に全社データを使うことが困難でしたから、これも大きな進歩です」と語る。
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クライアントPCの台数を一挙に10倍に増やすなど、くまだではGLOVIA-Cの導入と並行して業務のIT化も積極的に推進してきた。熊田氏は「時代とお客様のニーズに対応してきただけです」と謙虚に語るが、現在もネットワークの増強に取り組むなど着実にシステム環境の整備を進めている。「営業担当者がフルに力を発揮できることが、卸売業にとっての最重要課題です。そのためのインフラとして、GLOVIA-Cを今後も活用していきたい」と熊田氏は力強く語った。
パートナーメッセージ
富士通北海道システムエンジニアリング
第二システム統括部 産業システム部 コンサルタント(ERPソリューション)
中沢 邦夫 氏
業務運用のさらなる効率化やデータの有効活用を実現できるよう、今後もGLOVIA-Cに関する様々なご提案をさせていただきます。
富士通
旭川支店 営業主任
齋藤 慶安 氏
導入当初にはいろいろと苦労もありましたが、くまだ様にもご尽力頂き一人歩きできる段階に達しました。今後もより良いシステムの実現を目指し、万全の体制でバックアップしてまいります。
