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分散した給与業務システムを「GLOVIA-C」で統合
ータの一元管理と業務効率化に成功
スモークサーモン製造のリーディング・カンパニーである三洋食品株式会社では、給与業務システムを再構築した。本社と北海道工場に別々に導入されていた給与業務システムを統合し、データの一元管理を実現するのが狙いである。新システムには「GLOVIA-C 給与パッケージ」を採用し、業務の大幅な効率化も実現している。
| 創業 | 1954年10月10日 |
|---|---|
| 設立 | 1981年7月8日 |
| 本社 | 〒272-0127 千葉県市川市塩浜3-32-3 |
| 代表者 | 代表取締役 三輪温朗 氏 |
| 資本金 | 3億円 |
| 従業員数 | 129名 |
| 事業内容 | 主力製品であるスモークサーモンのほか、マリネ、テリーヌ、パイ、魚卵・魚介類などを生産する食品メーカー。有名ホテル、レストラン、デパート、大手量販店などに対し、高品質な食材を提供し続けている。「おいしさを人から人へ」がモットー。 |
| URL | 三洋食品株式会社 (http://www.sanyo-foods.co.jp/) |
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三洋食品株式会社
代表取締役 社長
三輪 温朗 氏
パーティのコース料理やオードブルなどに欠かせない食材であるスモークサーモン。この商業化に、日本で初めて成功したのが三洋食品である。
それ以前も「棒燻」と呼ばれる身が固いタイプの燻製は存在したが、現在広く親しまれているような、北欧風の柔らかい鮭の燻製はほとんど作られていなかった。これに対して同社では試行錯誤の末、1958年にソフトタイプ・スモークサーモンの量産体制を確立。以来50年近くにわたって、スモークサーモンのトップブランドとしての地位を守り続けている。
これまでスモークサーモンは高級食材というイメージが強く、同社の主要顧客もホテルやレストランがほとんどだった。しかし最近では、惣菜やサンドイッチなどにも利用されるなど、次第に身近な食材へと変わりつつある。そこで同社でも、こうした変化への対応を図るべく様々な取り組みを続けている。
三洋食品 代表取締役 社長 三輪 温朗氏は「生産拠点の海外展開など、よりお手頃な食品をお届けするための活動も推進中です。お客様が、もっと気軽にスモークサーモンを楽しんで頂けるようになれば嬉しいですね」とにこやかに語る。
もちろん、低コスト化だけでなく、品質の維持にも力を注いでいる。たとえば海外生産品についても、現地の生産工場に自社の技術指導員を派遣することで、国内工場と同等の品質を確保している。三輪氏は「当社はこの分野における先駆けであり、プロの料理人の方々からご評価を頂いてきたという自負もあります。50年の歴史に恥じない、最高の品質の製品をお届けしたいと考えています」と続ける。
最近では、食の安全性やトレーサビリティが厳しく問われるようになっている。同社では日本の水産品メーカーの先陣を切って、食品の安全性管理手法である「HACCP(ハセップ)」への取り組みも開始。三輪氏は「主力製品であるサーモンはもちろん、それ以外の分野においても、おいしく安全に召し上がって頂ける製品をどんどん増やしていきたい」と意気込みを語る。
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同社では2000年から、給与業務システムの再構築プロジェクトをスタートさせた。三洋食品 常務取締役 管理部長 西ヶ谷 美藏氏は、その背景を「従来は本社と北海道工場にスタンドアロンのシステムを別々に構築し、それぞれ給与業務を処理してきました。北海道工場では繁忙期とそれ以外の時期でパート従業員の数が大きく変動するため、現地で直接管理した方が便利という理由からでした。しかし、旧システムのサポート終了時期が近づいたこともあり、これを機にもう一度業務環境を見直そうということになったのです」と説明する。
システムの再構築にあたっては、「現在と同様のスタンドアロン環境でもう一度システムを構築する」「外部業者に給与業務をアウトソーシングする」「ERPパッケージを導入して全面的にシステムを再構築する」の3つの手法が候補に挙がった。
三洋食品 管理部 管理チーム 課長 藏五 拓氏は「スタンドアロン環境でシステムを構築すると、将来的に全基幹システムのデータ統合を推進していく際に、給与業務システムだけが取り残されてしまいます。またアウトソーシングも、費用対効果の面で問題がありました」と振り返る。
そこで同社では、3番目のERPパッケージを導入する方法を選択。ここで新システムを支えるプロダクトとして採用されたのが、「GLOVIA-C 給与パッケージ」であった。
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三洋食品株式会社
常務取締役 管理部長 西ヶ谷 美藏氏、管理部 管理チーム リーダー 大友 和夫氏、同課長 藏五 拓氏、同課長 片倉 浩氏(写真左から)
「GLOVIA-C 給与パッケージ」の採用を決めた理由を、三洋食品 管理部 管理チームリーダー 大友 和夫氏は「今回の再構築においては、会計システムとの連携も大きなテーマとなっていました。従来のスタンドアロンのシステムでは、会計システムに給与関連のデータを手入力しなくてはならず、決算の早期化を図る上での障害になっていたのです。その点で『GLOVIA-C』なら、周辺システムとの連携も容易です。また、以前のシステムにも富士通製品を利用していたため、サポート面で安心できた点も大きかったですね」と語る。
使い勝手の面では評価の高かった旧システムだが、独自の環境を作り込んでしまったために、業務の標準化が進みにくいという問題点も明らかになっていた。そこで新システムは、できるだけパッケージの基本機能で構築する方針が打ち立てられた。三洋食品 管理部 管理チーム 課長 片倉 浩氏は「『業務をパッケージに合わせる』ためには、パッケージ側の機能が充実していることも重要なポイントとなります。そこで、事前にデモを見せてもらったのですが、『GLOVIA-C』は機能・使い勝手の両面で、十分に我々の要件を満たしていました。」と語る。
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新給与業務システムは、2002年4月から本稼働を開始。そのメリットについて、藏五氏は「以前は各種の申告書などを官公庁に取りにいく必要があったのですが、GLOVIA-Cにはこうしたものが最初から組み込まれています。また、給与の控除項目などについても、表計算ソフトでまとめたデータをそのまま読み込むことができます。給与業務の効率は、以前に比べて大幅に向上しています」と満足げに語る。
さらに、懸案であったシステム統合も実現した。北海道工場からは現在、インターネットVPNを利用して本社サーバのシステムを利用しているが、レスポンスなどにも全く問題はないという。
今後の抱負を西ヶ谷氏は「基幹業務システム全体でデータを一元管理できるようにするのが目標です。シームレスなシステム間連携を実現するために、『GLOVIA-C 販売パッケージ』や『GLOVIA-C 生産管理パッケージ』についても、導入を検討したいと考えています」と力強く語る。三洋食品のさらなる飛躍を、GLOVIA-Cが支えている。
パートナーメッセージ
富士通サポート&サービス株式会社
柏支店 情報サービス営業部
山崎 誠治 氏
今回の給与業務システム再構築では、課題であった給与データの一元化と業務効率向上に貢献できて嬉しく思っています。今後も様々な提案を通じて、三洋食品様のビジネスをサポートしていきたいと考えています。
