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データ量増加への対応を果たすべく会計システムを再構築
業務のスピードアップと管理会計の充実を実現
包装用機械メーカーの株式会社東京自働機械製作所では、会計システムを再構築した。業績向上に伴って、データ処理量が急増。旧システムでの対応が困難になってきたのである。新システム構築にあたっては、処理能力向上だけでなく会計データの戦略活用も大きな課題となった。そこで同社では「GLOVIA-C 会計パッケージ」を採用。業務処理の迅速化・効率化を実現すると同時に、事業部門別の業績管理にも役立てている。
| 設立 | 1944年6月 |
|---|---|
| 本社 | 〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-10-7 |
| 代表者 | 代表取締役社長 下垣茂生 氏 |
| 資本金 | 9億5400万円 |
| 売上高 | 90億円(2003年度実績) |
| 従業員数 | 410名 |
| 事業内容 | 包装用機械の専業メーカーとして、上包機・製袋充填機・充填機・箱詰機などの製造を手がける。長年培ったノウハウを活かし、古紙圧縮梱包機や非鉄金属圧縮梱包機などの大型機械も提供。「生産性の高い包装ラインのライフサイクルマネジメントを提供するパッションカンパニーを目指す」を企業ミッションとしている。 |
| URL | 株式会社東京自働機械製作所 (http://www.tam-tokyo.co.jp/) |
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株式会社東京自働機械製作所
経営企画部 経理課 課長
石原 英威 氏
食品や医薬品、日用品など、身のまわりの商品には、必ず何らかの包装が施されている。こうした包装用機械の製造を専門に手がけているのが、東京自働機械製作所である。
「当社ではタバコのフィルム包装を皮切りに事業をスタートさせましたが、現在では菓子や医薬品、CD/DVDなど、様々な分野に事業を展開しています」と語るのは、東京自働機械製作所 経営企画部 経理課 課長の石原 英威 氏。特に箱モノの商品を包装紙やフィルムで包む「上包機」の分野では、高いシェアを維持している。
また同社は、コーヒーや小麦粉、ポテトチップのような粉体・粒体を正確に計量し、袋への充填とシーリングを行う「製袋充填機」の分野でも高い評価を獲得。さらに、商品を小箱や輸送用の段ボール箱に詰める「箱詰機」なども提供している。
顧客企業の生産業務に直接関わるだけに、標準的な機器構成のままでは導入が困難なケースも多い。これに対して同社では、工場やラインの状況に合わせたカスタマイズを実施し、多様化するニーズへの対応を果たしている。最近では長年培ったノウハウを活かし、大型のライン構築を支援するプロジェクトも行っている。
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東京自働機械製作所では2001年夏頃から、会計システムの再構築プロジェクトに着手した。石原氏はその背景を「当時は大型のプロジェクト案件が決まるなど、業績が好調に推移していました。ところが、このおかげでデータ量が急増し、旧会計システムの処理能力を超えてしまいました。また、旧会計システムでは、データの分析や活用が思うようにできないという問題もあったため、これを機にシステムを再構築しようと考えたのです」と説明する。
同社では長年にわたり富士通のシステムを利用しており、旧会計システムも富士通のパッケージ「Super-CAPSEL」で構築されていた。が、新会計システムは過去の経緯にとらわれず、ベストな製品を選択するとの方針が建てられた。各社の製品や提案について綿密な検討を行った結果、最終的に採用されたのが「GLOVIA-C 会計パッケージ」であった。
「他の業務システムには基幹ホスト上で稼働しているものもありますので、ホスト連携が柔軟に行える製品であることが必須の条件でした。また、当社固有のニーズに応えられる充実した機能を備えていることも重要なポイントでした。『GLOVIA-C』は、これらの要件をすべて満たしていたため、新システムへの採用を決めました」と石原氏は語る。「GLOVIA-C 会計パッケージ」による新会計システムは、2002年4月に無事本稼働を開始した。
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株式会社東京自働機械製作所
経営企画部 経理課
大場 光敏 氏
東京自働機械製作所 経営企画部 経理課 大場 光敏 氏は、新システムの導入効果について「以前と比べ、処理時間が大幅に早まりましたね。たとえば従来は月次決算時のデータ処理に2時間以上要していたのですが、現在では1/3程度の時間で処理できます」と満足げに語る。しかも、この処理は一回の決算につき複数回行う必要があるため、トータルでは相当な時間短縮につながっているという。
使い勝手の面でも、大きな効果が現れている。以前は会計業務専用の端末を用いていたため、誰かが作業を行っている間は待つ必要があった。現在では手元のクライアントPCで作業が行えるため、余計な待ち時間が発生しない。「画面も以前のシステムに近い形で構成しましたので、移行も極めてスムーズでした」と大場氏は語る。
このような環境が実現できた結果、決算処理のスピードは大幅にアップ。大場氏は「5営業日程度で、月次の数字を確定できるようになりました」と力強く語る。
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GLOVIA-C 会計パッケージは、企業経営の最適化を図る上でも効果を発揮している。「管理会計の充実も大きなテーマでしたので、富士通の『Interstage Navigator』を導入し、『GLOVIA-C』に蓄積された会計データの分析・活用が行えるようにしました。現在では、これまでできなかった、事業部門ごとの損益計算書も作成できます」と石原氏は説明する。同社には国内営業部門・国際営業部門・技術営業部門の3つの営業部門があるが、これらの各部門の事業をより高精度に管理できるようになったのである。
「『GLOVIA-C』はMicrosoft Excelにも容易にデータを落とせますので、エンドユーザーレベルでの情報活用も飛躍的に進んでいます。そして、経理部門の業務そのものも、情報分析や計画系業務など、より経営戦略に貢献できる分野に軸足が移りました」と石原氏は語る。
GLOVIA-C 会計パッケージによって、高度な会計業務インフラを実現した東京自働機械製作所。同社の取り組みは、これからもまだまだ続く。石原氏は「これからは生産管理システムなど、既存の基幹システムの刷新が大きな課題となります。新会計システムとも有機的に連携させることで、より良い環境を築き上げていきたい。『GLOVIA-C』と富士通のサポートに、大いに期待しています」と今後の意気込みを語っている。
パートナーメッセージ
富士通株式会社
柏支店 主任
山本 哲 氏
東京自働機械製作所様が策定された「情報システム長期5年計画」の最初の目玉が今回の新会計システムでした。現在は生産管理システムの再構築を進めていますが、今後もお客様にご満足頂けるよう、営業・SE・CEが三位一体となって尽力して参ります。
