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「GLOVIA-C会計パッケージ」によって
連結決算スピードアップと経理業務自動化を実現
電気・設備工事、建設車輌のリース業などを手がける(株)トーエネックサービスでは、これまで手作業で行っていた経理業務をシステム化した。新システムの中核には「GLOVIA-C会計パッケージ」を採用。連結決算の日程短縮や業務の効率化を実現すると同時に、会計データを経営に活用できる環境も実現している。
| 本社 | 名古屋市中区栄1-31-41 |
|---|---|
| 資本金 | 1億円 |
| 代表者 | 代表取締役 社長 松田 眞男氏 |
| 設立 | 昭和56年10月1日 |
| 従業員数 | 478名(平成13年7月1日現在) |
| 売上高 | 114億6450万円(平成12年度実績) |
| 事業内容 | トーエネックグループの一翼を担う企業として、電気・電気通信工事、配電工事、空調工事・土木工事、車両・建設機械・事務機器・OA機器のリース、保険代理店業、不動産管理業などを手がける。 |
| URL | 株式会社トーエネックサービス (http://www.toenec-s.co.jp/) |
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株式会社トーエネックサービス
常務取締役
経理部長
釼持 昇 氏
「当社は親会社であるトーエネックの周辺業務を一手に引き受けており、電気・通信・設備・配電関連の工事、建設車輌・機器のリース業、不動産管理業、生保・損保の代理店業など幅広い分野に事業を展開しています」と説明するのは、トーエネックサービス 常務取締役 経理部長 釼持 昇氏だ。
トーエネックサービスは特に電気分野を得意としており、ビルや工場、集合住宅などの工事・管理を数多く手がけている。その中には名古屋空港の滑走路照明など、社会的に重要な役割を持つ設備も多い。こうした例が示すように、同社では高度な技術力をバックに信頼感の高いサービスを提供している。
建設市況の冷え込みや電力設備投資の抑制など、市場を取り巻く環境は明るいとは言い難いが、釼持氏は「グループの事業に貢献することはもちろんですが、それ以外の新たなビジネスも積極的に切り拓いていきたい」と力強く語る。
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株式会社トーエネックサービス
経理部 経理課
中川 敦史 氏
1999年頃から、トーエネックサービスでは新会計システムの構築を検討していた。その背景を釼持氏は「当時は経理業務をすべて手作業で行っており、効率の低さが問題となっていました。伝票の集計や計算などに大変な時間と手間がかかる上、転記間違いなどの人為的なミスが生じることも珍しくない。給与や設備工事、減価償却などの周辺業務はシステム化されていましたが、こうしたものと連携を行うこともできませんでした。世間では経営にITを活用する動きが進んでいるのに、伝票式会計ではいかにも時代に合わなさすぎる。一刻も早くシステムを導入し、会計業務の自動化を実現しなければと思いました」と説明する。
さらに、親会社であるトーエネックとの間でも、連結決算の日程をいかに早めるかが問題になっていた。新会計システムの構築は、業務面でも経営面でも大きな課題だったのである。
実際にシステム構築を開始するにあたっては、様々な苦労があった。構築コストを抑えるためにパッケージの導入を考えたものの、要件に合う製品がなかなか見つからない。今回のプロジェクトのキーマンであるトーエネックサービス 経理部 経理課 中川 敦史氏は「当社は複数の分野に業務を幅広く展開しているため、それぞれの業界固有の会計処理に対応できなくてはなりません。しかし、検討した製品のほとんどが一つの業態にしか対応しておらず、複数の業態を一本の製品でカバーしたいという当社の要件を満たせなかったのです」と説明する。
ちょうど同時期に、同社では新労務人事システムの構築作業が富士通の手によって進められていた。富士通に相談を持ちかけたところ、「GLOVIA-C会計パッケージ」はどうかとの提案を受けた。中川氏はGLOVIA-C会計パッケージの印象を「従来は伝票を起票した後に膨大な業務フローが待ち受けていましたが、GLOVIA-Cならデータを入れるだけで決算書類も関連帳票もすべて作成できる。複数業態にも対応できますし、これなら大丈夫だと感じました」と振り返る。
トーエネックサービスでは、具体的な検討作業を経て2000年8月末から構築作業に着手。2001年4月に、GLOVIA-C会計パッケージによる新会計システムが稼働した。社内10拠点を結ぶネットワーク環境も、トーエネックの情報通信部の協力を得て新たに構築。インターネットとVPNを活用することで、セキュリティの高い環境を低コストで実現している。
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株式会社トーエネックサービス
経理部 経理課 課長
小川 禎之 氏
GLOVIA-C会計パッケージを導入したメリットを、トーエネックサービス 経理部 経理課 課長 小川 禎之氏は「手作業で行っていた処理をすべて自動化できたため、大幅な省力化が実現できました。以前は6人で行っていた業務を、現在は4人で処理することができています。計算ミスや転記ミスの心配もなくなったため、業務精度は大きく向上しました」と語る。
従来は、毎月約2万件の取引データを各拠点から本社に伝票の形で集約していた。これを、勘定科目ごとに整理して決算書や試算表、元帳などを作成するまでの作業をすべて人力でこなしていたため、作業完了までに2週間以上を要することもあったという。これに対して、拠点での分散入力が実現したことで、現在ではほとんど瞬時に処理が行えるようになった。
他のシステムにデータを受け渡す場合も、従来は外注企業に紙伝票の電子デー,タ化を委託し、それを改めて入力しなくてはならなかった。現在では、アドオンを利用することでGLOVIA-Cと他のシステムを直接連携。人手を介することなくデータをつなぎこめるようになっている。小川氏は「こうした柔軟性・拡張性の高さも、GLOVIA-Cの大きなメリットですね」と満足げに語る。
トーエネックとの間の会計処理も大幅に効率化できた。「トーエネックに対しては月500件程度の請求件数がありますが、従来は先方から紙でもらった入金リストと請求書を一つ一つ見比べて消し込みを行っていました。現在では、電子データで入金リストをもらい、データベースと照合することが可能。消し込みも一瞬で終わります」と中川氏は語る。グループ間でのシームレスなデータ連携が行えるようになったことで、懸案であった連結決算のスピードアップも実現した。
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GLOVIA-C会計パッケージは経理業務の効率化だけでなく、戦略的経営の実現にも貢献している。釼持氏は「伝統的な会計業務の形態では、仕訳などを行う段階で有用な価値がある情報がどんどん抜け落ちてしまいます。今回、新システムが稼働したことで、経営に必要なデータが自由に得られるようになりました。当社では管理会計を志向していますが、これを実現する上でもGLOVIA-Cは大いに役立っています。製品に対する満足度は、とても高いですね」と評価する。
「今後も業務の標準化活動などを推進し、システムの導入効果をさらに向上させていきたい」と抱負を語る釼持氏。GLOVIA-Cは経営戦略を支える重要な基盤として、今後も活用されることになるのだ。
パートナーメッセージ
富士通中部システムズ
Webソリューション事業部 Webソリューション部
野林 和明 氏
今回は月次決算の迅速化と業務効率化という課題を、いかに解決するかに知恵を絞りました。今後はまだお使い頂いていない機能、サブシステムなどもご紹介し、GLOVIA-C会計パッケージをさらに業務にお役立ていただければと考えています。
