日本経済新聞朝刊平成13年2月14日掲載

築地を中心に、都内や神奈川で20店舗を展開する(株)築地すし好。「旨くて安い江戸前寿司」をモットーに掲げる同社では、世界も見据えた全国チェーン店展開を推進。2年後には、株式の店頭公開も控えているといいます。
「そのため、公開基準に対応できる基幹システムが必要になってきました。そこで数年前から、7社にシステム提案を依頼。都築電気さんから提案された富士通のインターネット型ERPパッケージ『GLOVIA-C』を採用することにしました。」
富士通の『GLOVIA-C』は、業界初のインターネットに対応した「会計」「給与」「販売」「経営分析」等のERPソリューション統合パッケージです。短期間・低コストでの業務システム構築が、大きな魅力です。
「現在は月次会計をはじめ、給与や在庫管理も、各店舗からの報告に頼っているため、効率が悪い。システム稼働後は、各店舗から情報がリアルタイムに送信されるので、本社での一括管理が実現できるようになります。合理化しながら確かな経営分析に結びつく。そして、同時にサービスの強化も図れることになります。」と、成田社長は期待しています。
現在は9月の本格稼働に向け、「会計」「給与」システムとともに「発注・在庫管理」システムを都築電気が構築中。
「ただし、合理化をめざすと言っても、私自身が市場に出向いて最高の魚を選ぶ、という昔からの仕入れ方法を変えるつもりはありません。店舗が増えても、味をおろそかにしないことが、私たち築地すし好の企業姿勢ですから。」
江戸前の文化と、先進システムの両立――。同社は、IT化でも「江戸前寿司業界のパイオニア」をめざしています。