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いわき電子 様 導入事例 1

| ユーザー・システム・カルテ | ||
|---|---|---|
| 会社概要 | 名称(敬称略) | いわき電子 いわき工場 |
| 所在地 | 福島県いわき市 常盤上湯長谷町釜の前1 | |
| 業種 | 電子部品製造 | |
| 総従業員 | 769名 | |
| システム概要 | システム名称 | 生産管理システム |
| 適用業務 | 生産管理 | |
| システム形式 | Web、C/Sシステム | |
| カットオーバー時期 | 2001年2月 | |
| 社内開発スタッフ | 8名 | |
| 協力インテグレータ | 富士通 グロービアインターナショナル | |
| 開発に要した日数 | 1年3カ月 | |
| ハード | サーバー | 富士通 GP7000F |
| クライアント | WindowsPC | |
| ソフト | DBMS | Oracle8 |
| ERPパッケージ | glovia.com/5 | |
| その他 | DS-1、PROKSA | |
富士電気化学の生産子会社、いわき電子(東京都港区・池田博昌社長)は、国内の生産拠点である、いわき工場(福島県いわき市)の生産管理システムに、グロービアインターナショナルのWeb 対応ERP パッケージ「glovia.com/5」を導入。2001 年2 月にカットオーバーの予定だ。従来のオフコンベースのシステムでは困難だった他システムとの連携や、海外拠点へのシステム展開が可能になる。
特徴的なのは、生産側で発生した設計変更を即座に設計情報へ反映させるため、glovia とPDM システムを連携させた点。また、販売管理・購買システムとも連携し、納期回答の迅速化や、海外拠点も含めたMRP (資材所要量計算)を実施する。これらの施策により、在庫の圧縮や製品リードタイムの短縮を目指すとともに、スループットを拡大しながらオペレーションコストを削減する。最終的には、ROA 18%という経営目標に繋げていく。
いわき電子が作る製品はハイブリッドIC 、システムデバイス、電源の3つの分野に分かれる。ハイブリッドIC はTFT カラー液晶やプラズマディスプレイ、携帯電話に使われるものだ。また、システムデバイスはLAN 関連製品やPC ボード、電源はサーバーやストレージのの構成部品となる。いずれも国際競争が激しく、技術革新や製品ライフサイクルの短い市場だ。
厳しい市場環境においても、同社はNEC や富士通など国内大手電機メーカー150 社と、サン・マイクロシステムズ、ノキアを中心とした海外有力メーカーを顧客としており、2000 年度には456 億円の売上を計上している。とは言え、顧客企業からの納期短縮や単価低減といった要求は高いレベルにある。
またそれ以前に、電子部品市場の成熟化や消費者ニーズの多様化、技術のオープン化の進展など、事業環境は厳しさを増していた。同社にとって、従来型の委託加工生産から自社製品主体へと事業構造を転換することが、必須命題として浮上していた。
これらの課題に対処するため、同社は97 年3 月に中期経営計画「2000年計画」を策定。事業構造の再構築と国際化、情報化などをテーマに据え、21 世紀の基盤づくりに着手した。
事業の再構築はドラスティックに進められた。それまで400 億円を売り上げていた委託加工事業を廃止したため、豊橋工場を閉鎖するなど、大幅なリストラを断行することとなった。
その一方で「5S 活動」と呼ぶ企業風土改革を実施しながら、98 年に業務改革プロジェクトを開始。人事システム、開発システム、生産システムと製造技術の4 本を改革の柱とした。
生産管理システムのERP パッケージによる刷新は、業務改革プロジェクトの中核に位置付けられる。同社情報システムグループの佐藤直美マネージャーは「業務改革活動では、自分自身のあるべき姿を定義しました。ERP は、それを実現化するためのツールです」と話している。

