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管理会計
[ 2007年7月12日掲載 ]
解説
「経営状態の把握や業績評価、そのほか様々な意思決定に利用する会計」
企業がその経済活動を報告するための会計を、「企業会計」といいます。企業会計は、その報告先が企業の内部か外部かによって種類が異なり、このうち企業の内部に向けた会計のことを「管理会計」(Managerial Accounting)といいます。
管理会計としてまとめられた会計情報は、経営者や管理者などが自社の経営状態を把握したり、業績の評価や戦略の立案、原価計算、諸々の意思決定を行う際のリソースとして活用されます。
管理会計は、報告の対象が企業の内部にあることから「内部報告会計」とも呼ばれますが、外部向けの企業会計は「外部報告会計」といいます。それが、投資家や取引先などへ会計情報を報告するための「財務会計」(Financial Accounting)です。言うまでもなく、財務会計は決算書類として、損益決算書や貸借対照表などの財務諸表を外部へ公開することが義務付けられています。
管理会計には、財務会計のような商法や証券取引法などの義務付けがないことから、参照するリソースは財務データだけに限りません。企業のそれぞれが目的に応じて、様々な情報を加工・分析を行う一方、会計システム以外の業務システムやツールなども利用することになります。
最近のトレンド
昨今の企業が置かれている状況から考えて、重視すべきポイントは、管理会計と財務会計のように目的は異なっても、企業会計としての整合性が保たれていることです。これは、日本版SOX法で求められる内部統制の観点からも大変重要になるためです。つまり、会計システムやそのほかの業務システムが、互いに独立性を保ちつつ、連動性を確保している必要があるのです。
富士通の取り組み
GLOVIAは、一般的なERPが採用する大福帳型のDBに代わり、FDWH(Financial Data Warehouse)という会計専用DBを用いることで、この課題を実現しています。振替伝票データを明細レベルで集約し、標準仕訳インタフェースを介して会計システムとそのほかの業務システムを連動させ、スタティック(静的)に財務会計と管理会計の情報を生成することができるのです。
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