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![]() 経理部 主席部長 俵 一雄 |
かっては、当社の会計基幹システムはこのホームページをお読みになっておられる殆どのお客さまの会社同様メインフレームを使った手組みの自社開発システムとして展開されてきました。
しかしながら、長年の間にシステムは肥大化し、事業規模の拡大や事業構造の変化に伴うシステムの改造と性能向上のためのアドオン(機能追加)が次々と行われたことや、開発担当の社内情報システム部門とユーザである経理部門の世代交代がともに進んだ結果、この巨大な継ぎ接ぎの会計基幹システムの全容を知る者が社内に誰一人としていないという状態になりました。
ある意味では、関係者はいつシステムがパンクするかわからない綱渡り状態のシステム運営を余儀なくされていた訳です。
もとより、会計基幹システムの再構築は社内関係者の大きな課題となっており10年以上前から何度か再開発着手の話が出ることはあったものの、基幹システムであるが故になかなか実行に移されませんでした。
このままの状態が続けば、当社の新しい会計システム「富士通SUMMIT」は生まれなかったかもしれません。
しかし、今からちょうど8年前、我々は大きな衝撃に襲われました。
それは、1992年度決算(1993年3月期)で、当社の1949年の上場以来の歴史のなかで初めて年間で欠損を計上したことです。
基本的には当社の主要市場であるコンピュータの世界で進んできたダウンサイジング、即ち、ホストマシーンからパソコンへ(メインフレームからクライアントサーバへ)のうねりを商品開発や市場開拓の面でうまく先取りできなかった事業方針上の問題が引き金となっていますが、一方では、社内の管理体制強化の歴史の中で間接部門の組織と要員の肥大化が間接費の増大を招いた現象も大きな問題でした。
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