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富士通株式会社
経理部主席部長
俵 一雄
経営者にとって「もうひとつの2000年問題」と言われている国際会計基準IAS(注釈1)の導入。 そのキーワードは、フリー=自由市場原理が貫徹されるマーケットにおいて、フェア=透明性・公平性を持った情報開示などをいかに、グローバル=国際基準で行えるか、です。IASを制定する国際会計基準委員会IASC(注釈2)やIASを国際的に承認する証券監督者国際機構IOSCO(注釈3)には世界各国が参加していますが、いずれも米国の代表機関である財務会計基準審議会FASB(注釈4)や米国証券取引委員会SEC(注釈5)が大きな影響力を持っているので、IASは従来の日本的な経営慣行や情報開示とは相容れない面がある、とは言え否定・軽視できないのが現実です。
(注釈1)International Accounting Standard
(注釈2)International Accounting Standard Committee:各国会計基準制定機関や公認会計士団体などの代表者の機関
(注釈3)International organization of Securities Commissions:各国証券市場の監督機関の代表者の集合体
(注釈4)Financials Accounting Standard Board:日本の企業会計審議会に相当の財団法人
(注釈5)Securities and Exchange Commission
国際会計基準が企業に与える影響として、4点があげられます。
IAS導入のテーマとは、結局、企業が自らの「真実の経営状態」をいかに多面的かつ即時的に把握できるかという課題になります。IASが求めているキャッシュフローマネージメントとセグメント管理を実現するためには、管理会計と財務会計を同じデータベースにおくことにより「一気通貫型の経営管理業務」が行える業務環境の確立が必須であり、このためには会計専用のデータウェアハウスFDWH(注釈7)をいかに構築するか最重要課題となります。その前提条件として、業務プロセスの明確化・標準化・高速化が求められますが、私どもが実践したSUMMITは、
を「完全論理仕訳(注釈8)」というコンセプトを通して、まったく新しい会計ソリューションとして体現化しました。
(注釈6)SUper structured ManageMent Information uniT
(注釈7)Financial Data Ware House:Dynamic型統合DBとは異なるStatic型の会計専用DB
(注釈8)特許出願中