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このページの情報は、2002年に掲載されたものです。
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スピード経営をサポートする会計ソリューションの要件 4

先端的な経理システムを導入している企業の実例をご紹介ください。

従来の連結会計では、年2回の制度連結決算を行うのが一般的でした。関係会社の損益計算書とバランスシートの主要項目を集めて、残高照合を行います。ただ、多くの複雑な取引が存在するので、この手法では照合し切れない部分が必ず出てきます。その部分は連結調整勘定として、一種の簡便法による決算処理に委ねており、精度面では限界がありました。

しかし、各関係会社を従来の単体決算時の支店・支社・工場と同じ単位として捉えて会計処理したらどうなるでしょうか。
連結決算も、単体決算と同様に、発生額を1円単位で合わせるのが当然ということになります。 従来はそうした仕組みをつくるアイディアは、データ量や事務量からみて非現実的と切り捨てられてきました。しかし今や圧倒的な情報技術の力によりこうした仕組が現実のものとなりました。

連結の総勘定元帳を1サーバに持ち、すべての関係会社の資産や取引の実態、損益の状態を1ヶ所で管理することが可能になりました。

こうした仕組みを、GLOVIA/SUMMITを使って実現しているお客様がすでにあります。多くは、グループ内事務センターを立ち上げており、そこに関係会社の明細情報をすべて集めて事務処理を集中化しているケースが殆どです。一種のシェアドサービスを実現して、関係会社の経理要員を大幅に削減できたといいます。

あるお客様は、この「発生額明細連結会計」を導入して、月次連結が第2営業日に確定できる仕組みを実現しました。月末に締めた各社の会計処理の結果が、翌月3日には連結決算情報として役員の手元に届くようになったのです。

経理のあり方も変化しつつあるのですね。

経理部門のミッションは、今日、大きく変わりつつあります。
日本企業の中には、予算は経営企画部門で、決算は経理部門で、というように役割分担を行っているところもありますが、この分担には往々にして問題があります。経理部門の目が財務会計の実績管理にしか向かないことが多いのです。経理部門が予算と決算、さらに予測の機能までを担うことで、付加価値の高い経理業務を行えると思われます。

付加価値とは何か。様々な切り口で事業の状況を分析比較し、それらを経営に役立つような形でリアルタイムに提供し、それによって、連結経営における迅速な意思決定をサポートすることです。この付加価値を創造し、提供することが、経理部門の新しいミッションです。

このミッションを実現するには、業務プロセスと情報インフラ、人・組織の仕組を再構築する必要があります。
業務プロセスの再構築には、日次クロージングや発生源入力、発生額明細連結会計、などの仕掛けが前提となります。情報インフラとしては、ERPパッケージの活用が柱となるべきでしょう。
また、人と組織の仕組を刷新する中では、従来の紙ベースの事務処理の発想を改め、電子化された仕組みに合致することを徹底追求しなければなりません。こうした再構築を、GLOVIA/SUMMITの導入にあわせて取り組むのです。

ただし、ERPパッケージを導入すれば、BPR(ビジネスプロセス再構築)が実現できるという幻想は排除しなければなりません。ERPパッケージといえどもツールに過ぎません。それがどのようなパッケージであれ、その採用だけでBPRができると信じるのは大きな間違いです。

業務改革を行う主体者の意識とエネルギー、正しい方向性が揃ってはじめて、BPRは完成します。そのために重要なのは、『トップの決意とボトムの情熱』です。
この2つは、ERPの導入を成功させるための絶対条件なのです。

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