大企業が抱える課題として挙げられるのが、「経営管理情報の充実」「決算スピードアップ」「管理部門のスリム化」「グループ会計の統合」の4点です。
これらを解消するためのキーワードは、『現場密着』『大容量化』『情報最適』の3点だと考えています。ブロードバンド環境を利用すれば、遠隔地の拠点の情報も自由に取り込むことが可能です。直接現地に赴かなくとも、現場密着型の情報活用を行うことができます。もちろん、現地の詳細情報をすべて扱うとなると、情報の質的・量的拡大が避けられません。したがって、この大容量データを適切に処理できる能力も求められます。また、ERPパッケージの中には、業務プロセスの中にまで深く立ち入る製品もあります。しかし、我々としては、情報そのものを正しく集約・活用することの方がより重要と考えています。そこで、『最後の情報最適』というキーワードを掲げています。
GLOVIA/SUMMITは、こうした要件を満たすための機能を数多く装備しています。その特長として、「FDWH (ファイナンシャル・データウェアハウス) 」「完全論理仕訳」「フレキシブルAPI」「グループ会計」の4点が挙げられます。業務に必要な情報は、今までも社内のどこかに必ず存在していました。ただそれが担当者個人や特定の業務システムによってバラバラに管理されていたため、有効に活用することができなかったのです。その点FDWHは、取引一件一件の情報をすべて会計情報として集約すると同時に、経営情報として活用するための分析キーを付加して蓄積します。これにより従来はバラバラだった情報を、自由な観点で串刺しにして取り出すことが可能になります。しかも高速・大容量処理に対応していますので、必要なデータを瞬時に引き出せます。
GLOVIA/SUMMITのもう一つの特長となっているのが、2番目の完全論理仕訳です。従来型の経理業務においては、紙の伝票に書かれた情報を、経理部門の担当者が既存の会計業務の枠組みに合うように変換してシステムに投入していました。言い換えれば会計業務に直接関わりのない情報は、そこでふるい落とされていたわけです。極言すれば、勘定科目と金額さえ分かれば決算は締められる。しかしこれではビジネス上本当に必要な情報は得られません。また人間の判断が入ることで、処理スピードが低下するという問題もあります。そこで完全論理仕訳は現場の取引を100%ルール化することで、会計情報や様々な経営情報を確実にFDWHに集約。また仕訳を意識する必要がないので会計知識がなくとも業務が行え、ルールを設定する過程で経理業務の見直しが可能になるといったメリットもあります。
もちろん、ただ情報を集約するだけでは意味がありません。蓄積された情報を他のシステムでも柔軟に活用できなくては、その効果も半減してしまいます。そこで意味を持ってくるのが3番目のフレキシブルAPIです。これによって集約された情報を財務会計、管理会計、IR情報開示など、様々な分野で活用できるようになります。
関連会社、子会社を持つ企業にとっては、グループ経営の効率化も大きな問題ですが、GLOVIA/SUMMITはこの点においても威力を発揮します。たとえばグループ全社の情報を本社部門が分析・活用すると同時に、それぞれの会社や事業部門はセキュリティを保った運用を行うことが可能となります。つまり“データは集約・運用は独立”の両立が実現するのです。
GLOVIA/SUMMITは富士通経理部門の業務改革プロジェクトの中から生まれた製品であり、既に累計1170サイトの導入実績を誇っています。グループ経営の効率化、情報開示のスピードアップといった課題を解消していくためには、ITをベースとした情報活用型のソリューションが必須。21世紀型の会計業務を実現するためにも、ぜひGLOVIA/SUMMITをお役立て頂きたいと思います。