使いやすさと情報統合で進化する“経営管理”基盤(2ページ)
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聞き手:それらの機能強化点は、ユーザーの声を反映したものですか。
渡辺:使いやすさの強化は、まさにユーザー様やSIパートナーの声を反映したものです。我々も反省しているのですが、これまで“メーカー発想”で製品を作り込んでいた面がありました。
要望の多くは、画面の見え方や項目の並び方など、細かな点に対するものなのですが、そうした小さな配慮の積み重ねが使いやすさを高めることに気付かされました。GLOVIA-Cに慣れ親しんだSIパートナーには、新バージョンの要件定義レビューを手伝ってもらい、意見も出してもらっています。
統合性については、我々の方でコンセプトの追求や業務の効率化に不可欠だと考え、シーズ発想で取り込んでいる面が強いと言えます。
最終的に今回のバージョンアップでの機能強化点は、かなり絞り込んだにもかかわらず、300カ所以上にも及びました。
聞き手:使いやすさの点では実際、どのような点を強化されたのですか。
渡辺:例えば、経理処理の基本となる振替伝票入力の画面レイアウトを見えやすいように変え、マウスを使わなくても済むようにファンクションキーに対応しました。
使いやすさを左右するのは、「操作性」「直感性」「親和性」だと思いますが、それらが前面に出るように作り込んでいます。ある意味、PCソフトの良いところを取り込んだ格好です。
使いやすさの点で言えば、もともとGLOVIA-Cの強みだった「Excel連携」の進化も1つの焦点でした。Excel上で入力した仕訳データを、直接GLOVIA-Cに取り込めたり、Excelベースでカスタマイズ可能な帳票を管理会計向け中心に98種類増やしています。
これらの機能強化で、ユーザー様は、業務効率が上がると共に、GLOVIA-Cが目指す「経営のための管理会計」が身近になるはずです。加えて、導入作業に携わる側に立脚し、扱いやすさにも配慮しています。インストーラーの機能を強化し、マスタ整備のひな形となる標準データの種類を増やしました。また、複雑なSI作業をお願いしていた部分をGUIツールでかなり簡略化できるようになりました。
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聞き手:では、ユーザーやSIer に負担をかけないデータ統合とは、どのようなものなのですか。
渡辺:「ドリルスルー」「HUBマスタ」「統合メニュー」という3つの新しい機能を利用することで、容易にデータを統合できます。
それぞれを簡単に説明すれば、ドリルスルーとはドリルダウンを一歩進めたもので、会計データの原点となった取引データまで簡単にさかのぼれる機能です。
HUBマスタは、異なる業務システム同士、例えば、会計情報と生産情報を連携させる際に避けて通れなかったマスタ間のセットアップを不要にするものです。一般会計ならマスタ間の整合性をとらなくても、データの自動変換による疎結合が可能になります。
統合メニューとは、シングルサインオン環境の下、会計情報システムの操作メニュー欄に異なる業務システムのメニューを統合するもので、会計情報の画面から直接、販売情報や生産情報などに遷移するといった使い方が考えられます。
つまりデータ統合といっても、Webサービスのイメージに近いわけです。別々のシステムで動いているデータを柔軟かつ容易に結び付ける。それをGLOVIA-C の独自基盤の上で実現したことになります。これによって管理会計、ひいては経営管理のレベルが上がる点をユーザー様に提案していきます。
聞き手:ドリルスルーやHUBマスタを実装してもシステムのパフォーマンスは落ちないのですか。
渡辺:新バージョンでは性能アップも図っています。データベースの構造をチューニングし、処理速度を高速化し、処理件数を増加させています。月間50万明細の会計情報をストレスなく扱えるようになりました。
もともとGLOVIA-Cは、コストパフォーマンスが年々飛躍的に上がるハード資源をフルに生かせる新しいアーキテクチャーで設計されているので、一般のERPに比べて処理性能は高いと思います。
使いやすさとデータ統合を強化したGLOVIA-Cを通じ中堅企業の経営革新を支援していきます。

インタビュー
- コンセプト:強みのExcel連携を進化させHUBマスタでデータ統合
- コンセプト:Webサービス的なデータ統合を実現
機能強化ポイント解説
- 機能強化ポイント :マウス操作不要の高速処理
- 機能強化ポイント :管理会計向けに98種類追加
機能強化ポイント :3つの新機能で情報を疎結合
- 機能強化ポイント :義務化の減損会計へ対応
機能強化ポイント :標準データ拡充で短期導入
機能強化ポイント :オフコン乗り替えが可能
