
Excel 連携で使いやすさを向上
情報統合を支える先進機能(1ページ)
富士通は4月、中堅企業向けERP パッケージの新製品「GLOVIA-C XI」を発売する。
前バージョンから3 年ぶりのバージョンアップだ。
特にGLOVIA- C の中核となる会計情報システムは、先進機能を採用して話題を呼んだ前回バージョン(V10)から、大幅な機能強化が図られている。
6つの領域にわたって、そのポイントを解説しよう。

富士通株式会社
GLOVIA事業本部 GLOVIA開発部長
種池 一雅
GLOVIA-C 会計情報システムは、3年前に発売された前バージョンで、いち早くXML技術を採用。さらに、管理会計専用データウェアハウス「FDWH」(Financial Data Warehouse)を装備するなどして、話題を呼んだ。その先進性は、今もって色あせていない。
そして今回、満を持して投入される会計情報システム最新版は、「使いやすさ」と「情報統合」をキーワードに、数多くの機能強化を果たしている。
それらの機能強化点を分類すると、次の6つの領域が挙げられる。
- 使いやすいシステム
- 帳票ラインアップ拡充
- 経営のための情報統合
- 業務機能強化
- 導入作業/SE 作業の簡素化
- 互換性の堅持
それぞれの内容を紹介しよう。
![]()
使いやすさの向上は、今回のバージョンアップの根幹ををなす部分だ。特に経理処理の基本となる「振替伝票入力」の操作性を大幅に向上させているのが特徴である。
入力画面の基本レイアウトを見やすいように変え(定義ファイルの書き換えでカスタマイズも可能)、入力箇所の自動強調、伝票の種類に応じた色分けなどを施している。既存ユーザーの要望に応えた細かな改良の積み重ねで、使いやすさを向上させているのだ。
また「マウス操作を排除する」ことを目指し、ファンクションキー対応を果たした。PCソフトのように、よく使う操作を1つのファンクションキーに割り当てている。
このほかにも「借方」「貸方」の双方向で入力内容を自動コピーする機能などを新たに備えた。入力作業をなるべく省き、業務処理スピードを上げられるようにした。
業務処理の効率化の面では、処理ミスを防ぐ「モード入力」を取り入れている。「登録」「更新」といったモードを最初に選び、入力・実行することで処理内容を間違えることを回避できるようにしている。
さらに、使いやすさを向上させるため、もともとの強みであるExcelとの親和性をさらに押し進めた。
その1つとして、Excelベースの「拡張仕訳入力テンプレート」を提供する。Excelシートに仕訳データを入力し、それをダイレクトに会計情報システムへ流し込むことができる支援ツールだ。これにより、従来必要だったCSV変換の手間が省けるようになった。
「大量に仕訳データを入力する」「毎月決まった仕訳で金額だけを変更する」「他の業務システムと連動する」といったケースで有効になるツールだろう。しかもExcelの特長を活かし、簡単にカスタマイズできる。ユーザーが使いやすいように、表示項目の並び方を変えたり、表示項目を絞り込んだりでき、それをシステムが自動認識する。
インタビュー
機能強化ポイント解説
- 機能強化ポイント :マウス操作不要の高速処理
- 機能強化ポイント :管理会計向けに98種類追加
機能強化ポイント :3つの新機能で情報を疎結合 - 機能強化ポイント :義務化の減損会計へ対応
機能強化ポイント :標準データ拡充で短期導入
機能強化ポイント :オフコン乗り替えが可能

![[図]お客様へのアピールポイントの説明図の拡大イメージへのリンク](img/xi-guide-fig-03s.gif)