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富士通フォーラム2005・セミナーレポート
最新GLOVIA-C XIを使いこなす!
~最新バージョンGLOVIA-C XIをいち早く導入されたお客様の導入事例~

競争力の強化や生き残りをかけて、活発化している企業の統合や合併。だが、統合や合併で作業や会計データ量は増しても、スタッフの増員は認められないことが多い。また、決算のスピード化や、連結決算への対応、セグメント別の損益確認のニーズなどが、経営層から求められている。このような状況は、中堅企業では共通していることであろう。そして、これら課題を鮮やかにクリアしたのが、コニカミノルタマーケティング株式会社である。同社のインタビューVTRを織り交ぜながら、最新GLOVIA-C XIの活用法を株式会社富士通システムソリューションズ 会計ソリューションサービス本部 統括部長 小布施 仁三が提案した。


コニカミノルタグループの国内販売会社
。ビジネス環境の変化への即応を目指し事業制度改革を実施

株式会社富士通システムソリューションズ
会計ソリューションサービス本部 統括部長

小布施 仁三

コニカミノルタマーケティング株式会社は、コニカミノルタグループの国内販売会社であり、映像に関する製品群を幅広く扱っている。旧コニカ系列の国内販売会社2社の合併により設立され、その後プリント機材などのメンテナンス会社とミノルタのカメラ販売部門との統合を経て、現体制となった。

取引先は、大手カメラ店や家電量販店、ホームセンターなどの大規模小売店から、街の写真館、結婚式場、観光地の土産物店など、あらゆるジャンルに及んでいる。同社 取締役 総務経理本部長 兼 経理部長 松島 和浩氏は「顧客業態の多様化はさらに進展すると予想し、そこで、大型量販店から小規模店舗まで、それぞれのマーケットのお客様に対して最適なビジネス提案を行えるよう『業態別事業部制』をスタートさせました。」と、新事業制度とその狙いを語る。


増員なしに倍増する会計データに対応
。経営データの早期判断のためにGLOVIA-Cを導入

新事業制度の導入にあたって、ネックとなったのが会計システムであった。同社では、スピーディーで効率的な企業経営を目的に、経営データの早期分析を求めていたが、旧システムでは困難であった。さらに、業態別事業部制のスタートにより事業部別の損益管理などが必要になり、システムが取り扱うデータ量は2倍近くにまで増えると見込まれていた。だが、経理部員の増員は認められないため、業務の抜本的な改革が不可欠となった。

そこで同社では、会計システムの再構築プロジェクトに着手。2003年11月から検討を開始し、採用されたのが「GLOVIA-C 会計システム」であった。2004年5月からGLOVIA-C V10を本格稼働させ、さらに2005年7月には機能強化を狙って最新バージョンのGLOVIA-C XIへバージョンアップしている。

「GLOVIA-Cは私たちの要求をクリアする優れた機能と能力を備えていました。富士通もこちらの身になって最適な提案をしてくれましたし、導入後のサポートも手厚く行ってくれています」と、松島 氏はGLOVIA-Cの製品とSEサポートを高く評価している。

計数により実態を把握し経営判断できる仕組みが必要。新会計システムのコンセプト「FDWH」「SPEED」「Personality」

ビジネス規模が拡大し、その変化も激しくなると、肉眼では状況を正確に把握できなくなる。そのため、計数により企業実態を迅速正確に把握し、的確な経営判断を下す必要がある。「コニカミノルタマーケティング様が経営データの早期分析や事業部別の損益管理を目的に会計システムを刷新されたように、すでに肉眼に頼った有視界飛行は限界となっています。鏡のように企業実体を忠実に反映する会計システムを導入して、的確な経営判断を下さなければなりません。その新会計システムのコンセプトが『FDWH』『SPEED』『Personality』です」と、株式会社富士通システムソリューションズ 会計ソリューションサービス本部 統括部長 小布施 仁三と強く語る。


FDWH:会社を強くする会計システム

FDWH(Financial Data Warehouse)はGLOVIA-Cに搭載されている会計情報用のDWHであり、企業のあらゆる明細データを生のまま保存する。その保存された明細データをベースに財務会計用の帳票も作成でき、また、管理会計用のさまざまな経営データも抽出できる。


[経営情報としてのFDWHの構築の説明図を拡大表示]

科目ごとの集計から明細データまでドリルダウンもでき、必要な視点で分析が可能となっている。このデータ抽出を行うのが、専用のData Viewerである。FDWHに蓄積されているデータを、見たい切り口で自在に探し出せるほか、CSV形式に出力し更にExcelなどでデータ加工することも可能だ。

SPEED‥‥スピード経営のための会計システム

迅速な経営判断のために、会計業務のスピードアップは必要不可欠である。伝票入力は業務が発生したタイミングで各自が行うようにする。そのチェックも現場にまかせ、プロセスをシンプルにする必要がある。月次のバッチ処理で各システムから収集するようでは、データの陳腐する危険がある。日次で吸い上げ、可能な限りリアルタイムに企業実体を把握できるようにしなければならない。

また、GLOVIA-Cには定型化されたデータをExcelシートからまとめて入力する機能が用意されている。経費関係の定型データなどは、これを活用して、経理業務の効率化も可能となる。

Personality‥‥1人ひとりの会計システム

会計システムは、経営者、経理マネージャー、現場部門、1人ひとりのニーズに応え、全社的な経営のスピードアップと効率化を実現しなければならない。例えば経営者が、迅速な意思決定と的確な経営の舵取りのためには、企業実態を「豊富に」「迅速に」「正確に」「多様に」把握できるようにする必要がある。現場マネージャーは、営業戦略立案と遂行のために、製品別・取引先別などのセグメント損益の分析が必要となる。

これらニーズに応えるために用意されているのが、GLOVIA-Cの連結会計システム連携、WEB照会、帳表出力、Data Viewer、電子帳簿保存、GLOVIA関数などの多彩な機能である。

「もっともこのような会計システムを一気に構築するのは無理があり、できるところから、そして管理して効果が見えるところから始めるべきでしょう」と小布施は付け加える。


[FDWHを活かす多彩な出力機能の説明図を拡大表示]


GLOVIA-Cの導入効果。10日~12日を要していた月次決算処理を6営業日にまで短縮

GLOVIA-Cの効果は2つあると、コニカミノルタマーケティング 経理部 課長代理 岡本 彰弘 氏は語る。「1つは業態別事業部制にして、大幅にデータ量が増加したにもかかわらず、増員なしに対応できたということです。GLOVIA-Cのパワフルな処理能力と業務の効率化によるものです。もう1つは月次処理の短縮です。以前は月次決算処理に約10日~12日を要していましたが、稼働後は6営業日にまで短縮できています」。また、経営資料の作成も容易にスピーディーになっていると認めている。

「GLOVIA-Cは安定している上に優れた処理能力があります。従来夕方までかかっていた処理も、今では昼には完了しています」と、経理部 係長 田中 淳之 氏もGLOVIA-Cの能力を認める。さらに、岡本氏は、「GLOVIA-Cによって得られる経営情報を最大限に活用して、経営課題を抽出したいと考えています。明細データ等を分析して解決にも役立てたいと考えています」と今後の抱負を語る。業務の効率化とスピードアップ、そして経営課題の抽出と解決。コニカミノルタマーケティングはGLOVIA-Cに大きな期待をかけており、それらにみごとに応えている。


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